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国連総会で朝鮮代表、安保理の改革問題に言及

 朝鮮代表は14日、第58回国連総会で案件56「安全保障理事会における同等な代表権、加盟国増加問題とそれに関連する問題」討議の際に行った演説で、安保理の活動を徹底的に民主化して国際平和、安全問題をすべての加盟国の共同の利益と要求にかなうよう解決すべきであると指摘した。

 また、安保理の改革が発展途上諸国の代表権を十分に保証する方向で行われるべきであると強調し、次のように指摘した。

 安保理非常任理事国の数を増やし、発展途上諸国の代表数を十分に保証する問題から解決することが何よりも重要である。

 安保理の改革に関連する初歩的な問題さえ合意されていない実情で常任理事国を増やすことは、より慎重に検討すべきであろう。

 安保理は、その活動において国連憲章の目的と原則に基づいて正義と公正さの原則を堅持しなければならない。また、活動方式を根本的に改善すべきであり、すべての国連加盟国の意思と利益を公正に代弁していくことにより、国際社会の信頼を回復すべきであろう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.10.24]