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米下院議員代表団訪朝中止で朝鮮中央通信社報道を発表

 朝鮮中央通信社は、米下院軍事委員会副委員長のカート・ウェルドン議員(共和党)ら下院議員代表団一行の訪朝が中止されたことと関連し26日、報道を発表した。

 報道は、28日から31日まで米下院議員一行が訪朝することを提起したことに対して朝鮮の当該機関では同意を示し、「とくに代表団の希望どおり寧辺の核施設参観を通じ、再処理完了とその過程で得たプルトニウムの用途変更状況を現地で見せる方向で日程を準備していた」と指摘。ところが24日、「ウェルドン議員は、ホワイトハウスの反対により代表団の訪問を取りやめることになったことを朝鮮側に通報してきた」ことを明かした。

 報道は、当該部門の見解として、「議会代表団が寧辺の核施設を直接参観することと関係があるのではないかと見ている」「政府が米国議会代表団を通じてわれわれの核活動状態が確認されることについて神経を使っているのではないかと思われる」と指摘した。

 また、「他国と訪問日まで正式合意した米議会議員の海外旅行すらできなくすることがまさに、米国式民主主義である」としながら、「われわれはこれに対して現在の米政府が民主主義的どころか独裁的だとしか見なしようがない」と非難した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.10.28]