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朝鮮で日本の強制連行被害者、遺族協会結成

 過去、強制連行されたすべての被害者と被害者遺族の恨みを晴らし、名誉と尊厳を取り戻すため日本政府に謝罪と補償をあくまでもさせるたたかいを積極的に繰り広げていくことを目的に、朝鮮人強制連行被害者、遺族協会結成総会が6日、平壌で行なわれ、日本軍「慰安婦」、強制連行被害者補償対策委員会の洪善玉委員長と関係者、強制連行の被害者と遺族、平壌市民が参加した。

 総会では各報告と討論が行なわれた後、同協会声明、日本政府、国連に送る手紙などが採択された。同協会声明は、日本政府が朝鮮人強制連行の真相を徹底的に調査、究明し、その事実の公開に基づいて犯罪者を処罰し、すべての被害者に納得がいくように十分な国家的謝罪と補償を至急に行うことを強く求めた。

 総会では、朝鮮人強制連行被害者、遺族協会の規約が発表され、同協会の主要メンバーが選出された。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.11.8]