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労働新聞、米は一括妥結方式に肯定的な回答を

 4日付の「労働新聞」は論評で、「書面不可侵保証」を考慮する用意があるという朝鮮外務省スポークスマンの立場表明は、朝米間の核問題を対話と交渉の方法で平和的に解決しようとする朝鮮の「雅量と善意の表れである」と指摘した。

 論評は、朝米間の核問題を同時行動原則に基づく一括妥結方式で解決するという朝鮮の原則的な立場は、朝米双方が同時行動原則に従って問題をひとつずつ解決していくプロセスを通じて信頼を構築し、共存の基礎を築き上げることができるという期待から発していると指摘、「朝米双方が同時に銃を下ろし、正常な国家関係を樹立して平和的に共存しようというのがわが共和国の立場であり、原則的要求である」と強調した。

 そして朝米間の核問題を対話を通じて平和的に解決するためには、米国が対朝鮮政策を転換しなければならないとしながら、「書面不可侵保証」の用意が心からのものであるなら、米国は朝鮮の「同時行動原則に基づく一括妥結方案に肯定的な回答を与えるべきである」と主張した。

 論評は、朝鮮が中国国家代表団の訪朝過程に、6者会談が同時行動原則に基づく一括妥結方案を実現するプロセスになるなら、今後、6者会談に参加する用意があると公式に表明したことにも言及、「米国は、われわれの雅量と善意を誤認してはならず、私心のない真しな態度を見せるべきである」と指摘した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.11.10]