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朝鮮で過去5年間、数万件の発明と新技術を導入

 朝鮮の知識人によって国の科学技術が急速に発展している。

 10月末、平壌では全国科学者、技術者大会が開催された。大会では過去5年間にわたって進められた「科学技術発展計画」に対する総括が行われ新たな5カ年計画遂行のための課題が示された。大会では過去5年間、科学技術分野で達成した最も大きな成果は、国家経済の潜在力を発揮させ、「人民経済の技術革新、現代化を成し遂げたこと」にあると強調した。

 この5年余の期間だけでも科学者、技術者たちは人工衛星「光明星1号」を打ち上げた勢いで生産の正常化と技術改造、近代化において重要な意義をもつ数多くの国家中心課題を完成した。

 そして、数万件の発明と新技術を生産に導入して国の科学技術発展に大きく寄与した。

 科学者たちは国の原料と独自の方法で最先端の電子材料と体細胞クローンウサギ、先端の測定装置を開発、生産するなど世界的水準の研究成果も多く収めた。

 彼らによって機械振動診断システムとアンモニアガス生産工程の監視、制御システム、地下資源探査用プログラムをはじめ価値のあるプログラムが主要工場、企業所の1000余の対象に導入されて生産と経営活動が科学化、近代化された。

 また、無ウイルスジャガイモの量産と小さなジャガイモ種子による栽培方法で提起される科学技術上の問題が新たに解決されたことで、ヘクタール当たりの収穫を高められる確固たる展望が開かれた。

 そして、さまざまな合成繊維とプラスチック、合成ゴムの研究、肥料生産に必要な触媒と分析手段、効能の高い除草剤と殺虫剤に関する研究など数多くの基礎化学製品の研究が完成して工業化された。

 現代物理学の最先端分野である素粒子理論分野の注目される革新案も創案され、多機能ロボット、セメント強度の迅速決定法などが研究、完成された。

 1990年代後半、国が「苦難の行軍」を行っている困難な条件のもとでも科学者たちは、電子工学、生物学、熱工学など各部門で100余件の世界的な科学研究の成果を上げた。

 最近も、生物学部門で遺伝子工学の成果を取り入れ、生産性の高い農作物が得られる科学的、技術的基礎を築き、家畜から高価な生理活性物質を生産する基礎技術を確立したのをはじめ多くの科学技術上の問題が解決された。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.11.10]