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〈北南経推委7回会議〉 開城工業地区協議事務所開設へ

 第12回北南閣僚級会談の合意に従い、北南経済協力推進委員会第7回会議が5日から8日まで、平壌で行われ、「わが民族同士」の理念に従って民族経済のバランスの取れた発展に向けた当面の経済協力事業を積極的に推し進めるうえでの諸問題を提起、協議した。

 会議では、崔英健北側委員長(建設建材工業省次官)と金光琳南側委員長(財政経済次官)がそれぞれ署名した次のような合意文が採択された。

 1、東、西海線で1次的に今年末まで終えることにした鉄道、道路連結区間のレール敷設と道路路盤工事のため設備、資材の提供など実務的対策を積極的に講じていく。このために、東海線で12月2日、西海線で12月8日、双方が相手側の工事現場訪問を実施し、具体的な手続きと方法は付録内容と同じにする。第8回鉄道、道路連結実務接触は12月2日から5日まで束草で行う。

 2、開城工業地区開発が国際的競争力を持つ方向へと促進されるよう関連細部規定の制定、公布と第1段階の330万平方メートル開発区域に対する設計などを今年中に終え、来年初からインフラ建設に着手し、早期に工業地区管理機構も構成、運営する。これと共に、2004年上半期中に3万3千平方メートル規模のモデル工業地区を開発する。

 3、2004年から試験的に清算決済取引を実施し、このための実務的な協議を11月下旬に平壌で行う。

 4、北南海運合意書の発効および付属合意書の締結と文書交換協議中の臨津江水害防止に関する合意書の討議を早期に終える。

 5、開城工業地区に直接取引の拡大など、経済協力事業の実務的問題処理のための協議事務所を来年上半期中に開設する。

 6、双方間の取引物品に対する試験的な原産地確認のための実務協議会と開城、金剛山地区通行問題などを今年中に協議、解決するための経済協力制度分科第4回会議を11月下旬から12月初にかけて平壌、または開城で行う。

 7、次回の第8回会議は2004年3月4日から7日までソウルで開催する。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.11.11]