top_rogo.gif (16396 bytes)

〈平壌学生少年宮殿の1日〉 夢に向かって励む少年少女

1日に約30人が通う芸術体操部。ピアノのリズムに合わせキレのある基本動作を見せる。日々、明日の国家代表選手になるのを目指して練習に励んでいる。

 【平壌発=盧琴順記者】科学技術、コンピューター、学術、芸術、体育などさまざまな分野で活躍する有能な人材を数多く輩出してきた平壌学生少年宮殿。今年9月に創立40周年を迎えた。現在まで76万1910人が卒業している。

 同宮殿の平壌学生少年芸術団は日本や中国など25カ国を33回にわたり訪れ、780回の公演を披露、世界的にもその水準の高さで知られている。

 現在一日に約5000人の市内各学校の生徒たちが宮殿を訪れ、自ら選択した部活動を行っている。

 ここは文字通り子どもたちのための宮殿であり、少年少女たちの夢をかなえるための舞台。放課後、平壌少年学生宮殿に足を運び、夢に向かって練習に励んでいる。

多様な楽器の中で一番人気はアコーディオン。海外公演など幅広い舞台で活躍する人材が育っている。 宮殿には小学校1年〜中学校6年までの生徒が通う。そんな中、飛びぬけた才能の持ち主のリ・ドゥソン君(6歳)はまだ、幼稚園児で美術部に特別に通う。区域外の平安南道安州市から親元を離れ通っている。

[朝鮮新報 2003.12.8]