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「イラクでの南朝鮮民間人射殺は民族的悲劇」と祖国平和統一委員会

 祖国平和統一委員会(祖平統)は3日、イラクに派遣されていた南朝鮮の民間人が射殺されたことに関連して書記局報道第853号を発表した。

 米国の要求に従ってイラクでの送電塔工事に従事していたソウルに本社のある電気会社の職員が11月30日、ティクリートに移動中、イラク抗争勢力の攻撃を受けて2人が即死、2人がけがをした。

 祖平統は今回の射殺事件について「南朝鮮の平凡な民間人が米国によって他国に連れて行かれ、このように悲惨に殺されるのは心痛に耐えない民族的悲劇である」としながら、「今回の事件はイラク人の米国に対する審判、それに追従する勢力に下す厳しい警告」であると指摘した。

 そして「今回の事件は米国のイラク派兵強要に屈従することが今後、どれほど高価な代償を払うことになるのかをあらためてはっきり示した」と警鐘を鳴らした。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.12.8]