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民主朝鮮、朝鮮植民地当時の人権被害者に対する補償問題に関する論評掲載

 民主朝鮮13日付は、「機会はいつでもあるものではない」と題する論評を掲載。朝鮮に対する軍事占領当時、日帝が強制連行した朝鮮人被害者の名簿が公表されたことに関連して、朝鮮政府が被害者に対する補償問題を討議するための朝・日政府間会談を速やかに開くよう提案してから1カ月が過ぎたにもかかわらず、日本政府はいまだにこれに対して何の反応も示していないと強調した。

 そして、過去の清算に対する日本政府の不誠実で常識を欠いた態度は、全朝鮮人民はもとより、広範な国際社会の怒りをかきたてていると述べながら、にもかかわらず日本政府は、かつての重大人権侵害行為に対して「適法性」や「時効」をうんぬんし、その責任を取ろうとせず、謝罪と補償を回避しようとしていると指摘。これは、日本反動層がどれほど恥知らずで道徳的に低劣であるのかを自らさらけ出したものであるとしたうえで、次のように強調した。

 われわれは、日本が古い観念から脱して新しい思考方式で未来を見通し、正しく振る舞うよう再三強調したし、機会も与えた。今回朝・日政府間の会談を開くよう提案したのも、その一つである。

 機会はいつでもあるものではない。

 こうした意味から見ると、現日本政府の態度はきわめて賢明でない。

 日本は、こんにちの誤った行動がもたらす結果を熟慮し、朝・日政府間会談提案を慎重に受け入れるべきである。それが日本自身のためにも好ましいということを今一度忠告する。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.12.19]