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〈大学受験資格問題〉 京都大学の朝・日学生ら「総長がんばれマツリ」

 京都大学(京都市左京区)で15日、留学同京都、韓学同、「民族学校出身者の京大への受験資格を求める連絡協議会(民受連)」の朝・日学生ら約30人が「総長がんばれマツリ」と銘打って文部科学省がすべての外国人学校に大学受験資格を認めるようアピールした。

 学生たちは、正門の入り口にブースを置き、チャンゴを叩きながら学内を練り歩き、道行く人たちに差別について説明した。

 京大では1994年12月、朝・日の学生が民族学校出身者の受験資格を実現させるための「民受連」を結成、署名活動や講演会を開き、学内の世論を盛り上げてきた。その運動の成果が実り京大は98年、国立大で初めて朝鮮大学校出身者の大学院(研究科)の受験資格を認定。昨年9月には同和人権問題委員会が「認めるべき」とする報告書を作成していることから大学としての独自の判断に注目が集まっている。【留学同京都】

[朝鮮新報 2003.5.27]