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〈大学受験資格問題〉 京都大学教員、学生ら緊急集会

 京都大学で22日、同大教員や学生が主催する緊急リレートーク集会「外国人学校、受験資格問題そして私たちの未来」が行われ、大阪、神戸、京都など近畿圏の国立大学教員や弁護士、府内の朝鮮、韓国、インターナショナルスクールの教員らが発言し、7月中に国立大の独自判断を引き出そうと呼びかけた。

 京大は9日、副学長が記者会見し「外国人学校出身者に受験資格を認めるのが適当だ」との方針を発表したが、朝高生が求めている「入学資格認定書」は発行していない。水野直樹教授は、「全学の意思として(受験資格の付与を)決めたのは大きな前進」だと述べ、大学として責任をもって認定判断を下すべきだと語った。続いて富山一郎大阪大助教授、宇野田尚哉神戸大助教授、文世一京大助教授らが各大学の状況を報告。大阪大では教員らが外国人学校出身者から受験資格付与の申請が出ていることすら知らされていない現状から、学内で賛同署名を募り総長に提出するなど働きかけを強めている。

[朝鮮新報 2003.7.24]