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長編記録映画「解放の日まで」−在日朝鮮人の足跡上映会

 1986年に製作された本作品は、全編195分にわたる長編記録映画。日本帝国主義による朝鮮統監府の設置から1945年の朝鮮の解放までの歴史を、在日朝鮮人の歴史とその証言に沿って構成、描いている。映画は5部構成となっており、パート1では日本による朝鮮の植民地化の過程と抗日の闘い、関東大震災での朝鮮人虐殺などを、パート2では三信鉄道工事の朝鮮人労働者の争議を、パート3では岸和田紡績の女工の闘いなどを、パート4では九州麻生炭鉱の朝鮮人労働者のストを、パート5では北海道釧路のゼネストのようすなどを描いている。

 上映実行委員会では、「いま、ブッシュ政権とそれに追随・協力する小泉政権の危険な戦争政策のなかで、これに反対し、東北アジアにおける真の和解と平和の創出をめざし、その動きを協働して作り出すことが切実に求められている」としながら、「上映運動が、過去の歴史を見つめなおすなかから未来への歩みをつくりあげる、戦争への道に反対する具体的たたかいにつながるものと確信する」と訴えている。

 日時=2月8日(土)午後1時開場、1時20分開始 ※今回の上映会では時間の都合上、パート3(42分)は上映できません。
 会場=労働スクエア東京ホール(東京都中央区新富1―13―14)
 参加費=当日1500円(学生1300円)、前売り1200円(学生1000円)
 主催=『解放の日まで』上映委員会
 問い合わせ=上映実行委員会(TEL 03・3818・6671)

[朝鮮新報 2003.1.15]