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華やかな春の舞台−金英蘭朝鮮舞踊研究所第4回発表会

 金英蘭朝鮮舞踊研究所の第4回発表会が3月28日、東京芸術劇場中ホールで、約650人の観客の熱い拍手を浴びながら、華やかに繰り広げられた。

 舞台では幼児から大人まで60人の出演者が「テドン川のしだれ柳」から「夜明け」までの19の演目を披露した。

 いつにも増して、明るく、水準の高い舞台に金英蘭さんは「在日同胞を取り巻く情勢は厳しいものがあるが、どんな時でも、堂々と生きて、多くの在日の子供たちが朝鮮舞踊を通じて、国際舞台で活躍していってほしい」と語った。

 また、「剣の舞」を踊った金仙玉さんは「私は今年20歳になりました。これからも踊り続けていきたい。私の踊りを見て民族の鼓動を感じてもらえるように、また、多くの同胞たちと喜びも悲しみも分かちあえるような舞踊家になりたい」と語っていた。

[朝鮮新報 2003.4.7]