南朝鮮、沖縄、日本で活躍する写真家10人による合同写真展、大阪、東京などで開催 |
南朝鮮、沖縄、日本で活躍する写真家10人による合同写真展。「韓国・朝鮮と日本の関係」「戦争の傷跡」「差別」「在韓、在日米軍」をテーマにしている。 南朝鮮の写真家5人の作品タイトルは、「坡州の基地村問題」「梅香里の米軍爆撃場」「韓国人原爆被害者」「米軍による女子中学生死亡事件」「従軍慰安婦」。在日コリアンの「昭さんは「日本の戦後補償」というタイトルで出展している。 沖縄で活躍する石川真生さんは、写真展に際し次のようなメッセージを送っている。 ―韓国は、今まさに中学生轢殺事件で「在韓米軍」に怒りを爆発させ、韓国全土で抗議集会を持ち、「韓米地位協定改定」を訴えている。沖縄もまたこの間、絶え間ない米軍の事件事故に対し、県民一丸となり不平等な「日米地位協定改定」を訴えている。一方、日本の国では「北朝鮮による日本人拉致問題」がマスコミで大量に流されている。だが、日本の国が過去に「朝鮮」に対し、どんなにひどい植民地政策をして「朝鮮人」を苦しめてきたかは語られていない。私達の写真展が今回開催されることで、いくらかでも「韓国、沖縄、日本」の人間同士が互いに理解しあい、分かりあえればと心から願っている― 【大阪展】 【東京展】 大阪展、東京展とも問い合わせは東京事務局(TEL 03・5974・1333)まで。 [朝鮮新報 2003.7.9] |