第9回熊楠の里音楽コンクールで大阪朝高1年生の柳響麗さんが最優秀賞 |
20日、和歌山県田辺市の紀南文化会館で開かれた第9回熊楠の里音楽コンクール(本選、主催=同実行委)で、最も優れた演奏者に贈られる南方熊楠邸保存顕彰会会長賞に、バイオリン部門Eクラス1位柳響麗さん(大阪朝高1年)が輝いた。ピアノ、チェロ、バイオリンの3部門から56人が出場し、ピアノ部門で12人、チェロ4人、バイオリン18人が入賞。 大阪市のKMC音楽院でバイオリンを習っている柳さんは、「1位受賞と最優秀賞に輝いたことを率直に喜んでいる。まだ弾きたい曲がたくさんあるので練習にいっそう励み、ウリナラの名曲も立派に弾ける朝鮮のバイオリニストになることを目標にがんばりたい」と語った。 8月24日、各部門優秀者による披露演奏会「2003年きびドームガラコンサート」が、和歌山県有田郡吉備町のきびドームで開かれる。 [朝鮮新報 2003.7.29] |