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第16回「1日千字文会」行われる

参加者たちは朝9時から夕方5時まで「千字文」を書くことに集中した

 第16回「1日千字文会」が7月21日、東京都北区の赤羽会館で開かれ、東京、埼玉、千葉から35人が参加した。

 千字文とは、千の違った文字を使って作られた4言の詩。250句から成り、天地間のさまざまな事象を巧みに書き表す。参加者たちは楷書、行書、草書、隷書、篆書をいろいろな用紙を用いて書き上げた。

 東京都品川区から参加した金英淑さん(53)は今年3回目の参加となった。「2回目までは最後まで書き上げることができなかった。今回8時間かけてすべてを書き上げ、達成感と満足感、爽快感を味わった。来年は別の書体でチャレンジしてみたい」と話していた。

 「1日千字文会」は、精神修行の場として毎年夏に行われている。(錦山塾)

[朝鮮新報 2003.8.12]