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「子どもを褒めて育てる」

京都朝鮮第3初級校長 姜秀香さん

 教員生活40年の大ベテランである。京都朝鮮第3初級学校の校長。全国の朝鮮学校の2人の女性校長のうちの一人だ。

 「教育者の場合、女性の資質がプラスになることはあると思う。日本の小学校の先生は女性が7割以上、校長の数も大変多いと聞いているので、ウリハッキョでも、そうなればいいと思います」

 姜校長のモットーは「子供を褒める」ことだと言う。子供を愛し、どんなに小さな子供でも人格を尊重することだと柔和な笑顔で語った。「幼稚園と初級部をあわせても100人にも満たない小さい学校には、父母や先生たちの溢れる愛がこぼれています。校舎の屋上の雨漏りはアボジ会が休日返上で直してくれました」

 週2回通学バスの運転手として、子供たちを送迎する。夜は財政のため同胞や商工人の家を回る日々。

 子供が大好きな校長にこの6月、初孫が誕生した。

[朝鮮新報 2003.9.30]