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高麗人参のすばらしさ証明

科協東京支部会長 洪南基さん

 本紙、文化欄で、「人蔘余話」を連載中の洪南基科協東京支部会長が、11月29日、東京朝高1年のクラスで「高麗人参」についての授業を行った。

 洪さんは同校卒業(17期)後、朝大理学部化学科(13期)を経て、東京工大で理学博士号を取得、フランスの国立科学研究所に留学し、現在は会社経営の傍ら神奈川大学理学部での講師も務めている。

 洪さんは高麗人参の歴史、効能、栽培法などをプロジェクターを使ってわかりやすく説き明かした。また、南北朝鮮で製品化されているアメや人参茶、仁丹を生徒たち一人ひとりに配って、親しみを持たせるようにした。

 授業を熱心に聞いていたサッカー部所属の洪玟徹君(16)は「朝鮮民族が長い歴史と伝統の中で培った高麗人参のすばらしさを科学と文化の両面からアプローチした授業はとてもおもしろかった」と述べていた。

[朝鮮新報 2003.12.10]