【青森発＝金明�c、盧琴順記者】第５回アジア冬季競技大会閉会式が８日、青い森アリーナで行われ、８日間にわたる熱戦に幕を閉じた。

　開会式で合同行進を行った北南選手団は、閉会式にも合同で入場。朝鮮選手団のリ・ドンホ団長と南朝鮮のシン・ヒョンテク団長が互いに手を取り合い入場した。北南の選手たちも統一旗を振り、写真記者にポーズをとる余裕を見せるなど、会場は終始和やかなムードに包まれた。

　同日午後、選手団の歓送会が青森市内で行われた。梁守政歓迎委員会委員長、南昇祐総聯中央副議長、総聯青森、宮城、岩手の各本部委員長らと青森県下の同胞らが参加し、選手たちの健闘を称えた。リ・ドンホ団長はあいさつで「大会期間中、在日同胞の応援に何度も元気づけられた。今後の国際大会ではいい成績を残し、同胞たちに元気を与えたい」と語った。

［朝鮮新報 2003.2.11］