top_rogo.gif (16396 bytes)

第22回全国ママさんバスケットボール交歓大会初出場の大阪オンマーズ、Fブロックで5位

 日本バスケットボール協会および日本家庭婦人バスケットボール連盟主催の第22回全国ママさんバスケットボール交歓大会(22〜24日、東京体育館)に、大阪オンマーズ(監督=康勲在日本朝鮮人籠球協会会長)が大阪府代表として初出場。Fブロックで5位に入り、在日コリアンをアピールした。

 同大会出場者は、元全日本やインターハイ、国体出場経験者ばかりで、今大会には各地の予選を勝ち抜いた48チーム(一般の部)が参加した。オンマーズは5月の大阪予選を勝ち抜き、結成17年目にして全国大会初出場を果たした。

初戦の対FBLC(千葉代表)戦

 競技は6つのブロック別トーナメント方式で勝敗を競った。Fブロック所属のオンマーズは第1回戦、千葉代表のFBLCと対戦し、接戦の末、惜しくも43対51で破れた。敗者復活戦となった鳥取代表のBFUとの試合は79対15で圧勝し、5位に入った。

 試合には東京、関西地方の同胞らが応援に駆けつけた。

 また一行は初日夕、足立区内の朝鮮料理店「チェジュ」で東京オンマーズや東京籠球団などと交流を深めた。

 大阪オンマーズの金順姫さん(37)は、「朝鮮学校時代、日本の公式戦に参加することができなかったわれわれにとって、この全国大会は念願中の念願だった。初出場とあってプレッシャーが大きくのしかかったが、やはり全国の壁は厚かった」と初出場の感想を述べた。高邦恵さん(41)は「全国大会再出場、1回戦突破という新たな目標に向かって、また練習に練習を積み重ねていきたい」と語っていた。

 「試合前日は緊張のあまり眠れなかった」という金英姫さん(44)は、「優勝はできなかったものの、家事に育児と忙しい合間をぬって練習を積み重ねてきたからこそ、全国大会に出場できた。これまでの努力が報われるよう来年に向けてまた頑張りたい」。宋雅子さん(35)も「新たな目標にチャレンジしていきたい」と話していた。(羅基哲記者)

[朝鮮新報 2003.8.28]