9月11日から第23回世界柔道選手権大会、朝鮮、男女7選手が出場 |
第23回世界柔道選手権大会が11〜14日、大阪市の大阪城ホールで行われる。 大会には79カ国、地域から639選手が参加。朝鮮からは男子4人、女子3人の7選手が出場する。また、同代表に選ばれた近畿大学4年のキム・テウィ(金泰義)が在日同胞としては初めて世界選手権に参戦する。 朝鮮選手のうち一番の注目は、やはりケ・スンヒ。前回のミュンヘン大会(01年)では念願の世界選手権初優勝を果たした。大会2連覇が期待される。96年のアトランタ五輪では彗星のごとく登場し、当時公式戦84連勝中だった日本の田村亮子を破り一躍ヒロインとなった。翌年の97年パリ世界大会で銀、99年バーミンガム大会、00年シドニー五輪、02年釜山アジア大会で銅と着実な成績を残しているケは今年24歳。今大会は、前回より階級を1つあげ57キログラム級に出場するが、02年のピョンヤン国際招待大会では同階級で優勝している。この階級には02年釜山アジア大会と03年ユニバーシアード大邱大会で優勝したホン・オクソンがおり、アテネ五輪の代表の座を射止めるためにも先輩のケとしては負けられない。 その他の選手はメジャー大会初出場。国際大会の経験は浅いが、ホンが初出場のメジャー大会(釜山アジア大会)で優勝するなど、実力は世界でも折り紙付き。メダル獲得の期待がかかる。 ※試合開始は各クラスとも午前10時から。各クラスの決勝ラウンドは午後7時から開始。なお決勝ラウンドはフジテレビ系列で生中継される。(予選ダイジェストも放映) [朝鮮新報 2003.9.5] |