朝鮮大学校女子バレーボール部、4部戦で優勝し3部昇格 |
朝鮮大学校女子バレーボール部が、9月21〜10月5日にかけて行われた関東大学バレーボール連盟秋期リーグ4部戦で優勝し、3部昇格を決めた。同リーグ戦は毎年、春と秋に行われている。 ここ2年間、同部はあと一歩のところで4部の壁を破れずにいた。しかし、今年は3部昇格に向け、選手、監督、関係者たちが心を一つにして練習に励んだ。とくに6〜7月にかけてレシーブ力と瞬発力を強化。祖国訪問、海外研修などで一部の選手が抜けてもそれを補える選手層を厚くして今大会に臨んだ。 同部は、9月21日の開幕戦で千葉大をセットカウント2−0、文教大を2−1で下すと、23日の育英短期大を2−1、28日の茨城大と武蔵大をともに2−0で下し5連勝。10月5日に行われたリーグ戦最終日では、常盤大に1−2で敗れはしたが、春季リーグ戦で負けた慶応大を2−1で下し6勝1敗の成績で優勝を収めた。 同部の金世正監督は、「3部進出は部の悲願だった。4部に進出してから3部昇格まで2年かかったが、これも今年の春季リーグ後のハードな練習に選手たちが耐えがんばった結果だと思う。3部でいい成績を残すためにも朝高バレーボール部の選手たち多数が朝大に進学してくれることを切に望む。民族教育の正当性をアピールするためにも絶えず努力し続けていく」と抱負を述べた。 [朝鮮新報 2003.10.23] |