全国高校選手権出場決めた大阪朝高ラグビー部、京都朝高サッカー部選手たちのコメント |
大阪朝高ラグビー部 PGを決めた金圭補選手(FB、3年生) 気負いはなかったが、ボールにみんなの気持ちが込められていることを感じた。蹴った瞬間に入ったと確信した。全国大会では1つでも多く勝って、同胞たちに勇気を与えたい。 副主将としてチームを引っ張ってきた李賢祉選手(CTB、3年生) 朝高ラグビー部の伝統に新たな歴史を刻むことができたと思うと身震いがする。今年の3年生は11人しかおらず、1、2年生の力を借りなければならない中、部活動以外でもコミュニケーションをはかることに神経を注いだ。昨年、悔し涙を流した先輩たちの借りを返せてうれしさいっぱいだ。 先制トライを奪った安柄修選手(WTB、2年生) 先制トライを取り、波に乗れた。昨年はフォワード主体の中、バックス陣もおくれを取らないため必死でやってきた。このチームで優勝できたことを誇りに思う。 ピンチの場面を幾度も正確なタッチキックなどでしのいだ趙顕哲選手(SO、2年生) 主将である兄の顕徳選手に前日、「お前が一番の気持ちでやれ」と激励され、自信がついた。今日の優勝は全員の気持ちで勝ち取った勝利だ。 京都朝高サッカー部 最後まで相手に食らいついていくというMFの郭明成選手(3年) 練習では、ボールに触れることを許されず、走りこみの毎日が続いた時もあった。その意味がやっとわかった。努力のかいがあった。 準決勝で頭にケガを負い8針縫ったが、まだ抜糸も済んでいないというMFの林宏行選手(3年) 弱いチームをここまで育ててくれた監督、コーチらに感謝したい。団結した力で、全国大会ではまず1勝を上げたい。 同校中級部3年時の中央学生体育大会でキャプテンとしてチームを優勝に導いたMFの金相賢選手(3年) 同胞らの応援に大いに励まされた。踏ん張って守り、必ず点を取るという一心で最後まであきらめずに全力を尽くすことができた。 高い身体能力を持つというGKの鄭昌樹選手(3年) 同胞らの多くの支援の中で優勝、全国へのキップを手に入れたと思う。朝高の名に恥じないよう全国の舞台でプレーしたい。 [朝鮮新報 2003.11.18] |