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〈在日本朝鮮人バスケットボール協会のページB〉 来年1月10日から関東学生選手権

審判員、計9人に

 11月23日、練馬区立中学校で行われた東京都ミニ連審判講習会で、朝鮮学校女性教員としては初めての合格者が誕生した。

 東京第4初中級学校の金理恵さん(23)と埼玉初中級学校の金春華さん(22)は、年3回の講習を経て、同日、筆記試験、実技試験をパスし、「C級審判員」の資格を取得した。東京朝鮮学校バスケットボール委員会の審判資格取得者はこの2人含め、日本協会公認審判員2人、東京ミニ連認定C級審判員7人の計9人となった。

 「ほっとしました。やっと1人前になれたような気がします。これからは日本の大会でも、審判ができるようになったので、がんばります」(金理恵さん)

 「本当にうれしいです。以前の大会で叱られた事も、今ではとても良い勉強になったと思います。今後、指導もがんばります」(金春華さん)

 二人とも、真新しい「C級ワッペン」を胸に着け、微笑みながらコメントした。

東京協会情報

 11月18日、一般秋季大会の代表者会議を兼ねて、臨時理事会が開かれた。各チームの代表者による質疑も行われ、特に男子の参加が増えた。

 11月末の中央選手権での東京籠球団の結果も報告された(男女アベック優勝)。

 関東学生選手権の打ち合わせでは、数年ぶりに東京朝高で初、中決勝戦を行う事を確認した。年内に東京朝高に新リングを必ず設置するという、OB会からの報告があった。

関東大会みどころ

【初級部】

 男子 2部制で行われる。

 東京第4の連勝記録更新、夏のヘバラギカップで2位の東京第9のリベンジ、はたまた他校の快進撃があるのか。

 女子 3部制で行われる。

 夏の覇者、東京第4の夏冬連覇なるのか、6回大会の覇者、ヘバラギカップ2位の東京第3がどう立ち向かうのか。1部トーナメントに上がってくるのはどのチームなのか。夏に続いて、名古屋初級も参加する。

【中級部】

 男子 東京朝中の連覇なるのか、東京第1、東京第4、西東京第1など、中級部男子は何が起こるかわからない。個人能力か、チームプレーか、優勝カップはどのチームが持ちかえるのか。

 女子 現在、選手権7連覇中の東京朝中、中央大会2位の東京第4、今年度快進撃を続けている埼玉など、こちらも熱い試合が続きそうだ。最終日、東京朝高体育館に姿をあらわすのは、どのチームなのか。

【参加校】

 ◆初級部(男子8、女子12)
 東京第1、東京第2、東京第3、東京第4、東京第5、東京第6、東京第9、埼玉、千葉、川崎、西東京第1、南武、鶴見、群馬、名古屋

 ◆中級部(男女8)
 東京、東京第1、東京第4、東京第5、西東京第1、埼玉、川崎、千葉、群馬

【会場、日時】

 ◆初級部=10日−東京朝高、11日−東京朝高、12日−東京朝高
 ◆中級部=10日−東京朝高、11日−朝鮮大学校、12日−東京朝高

[朝鮮新報 2003.12.5]