全国高校ラグビー大会初出場を決めた大阪朝高ラグビー部の快挙に、大阪府下の同胞たちは盛り上がりを見せている。総聯生野西支部の玄関前には「祝　大阪朝高ラグビー部全国選手権大会初出場」と書かれた横断幕が掲げられ、支部から近いコリアタウンも賑わっている。

　１１月２３日には、総聯生野西支部の勝山北分会主催の祝勝会が生野区内の飲食店で行われ、李保成分会長をはじめ２４人が参加した。

　生野西支部が管轄する区域には府予選に登録されたメンバー２５人のうち５人が住んでいる。

　勝山北分会は、府予選の決勝で分会が作った応援横断幕を掲げ、声援を送った。

　李分会長は、「選手たちの晴れ舞台を見て感激し感動した。毎年、いいところまで進出するが、厚い壁に穴を開けることができなかった。（ラグビー部が）優勝したら分会で祝勝会を持とうとしていただけにうれしい」と述べた。

　この日は全員で決勝戦の録画ビデオを観覧。朝高勝利の瞬間の場面が流れると、参加者からは「マンセ（万歳）」の歓声とともに拍手が起きた。

　今後生野西支部主催の祝勝会も予定されている。

［朝鮮新報 2003.12.4］