徐萬述議長、大阪朝高ラグビー部、京都朝高サッカー部選手らを激励 |
総聯中央の徐萬述議長は11月28日、第83回全国高校ラグビー大会大阪府第1地区代表の大阪朝高ラグビー部と第82回全国高校サッカー選手権大会京都府代表の京都朝高サッカー部の選手、関係者らを激励した。両校共に全国大会初出場。
この日、徐議長は午前中に大阪朝高を訪れ、ラグビー部の選手らと懇談した。 選手のほかに、金弘輝校長、ラグビー部OB会の南秀明会長、同父母会の金成大会長らが出席した懇談会で徐議長は、今回の全国大会初出場は監督、コーチ、選手らの日頃の練習成果と努力の賜物であるとともに、OB会と父母会の会員たちが物心両面で選手を支えた結果もたらされたものだと述べた。 また、府予選優勝は大阪朝高の誇りにとどまらず、全ての同胞に力と勇気を与えたばかりか、民族教育の正当性を誇示した出来事であると強調した。 選手を代表し同ラグビー部の趙顕徳主将が、「貴重な時間を割いてわれわれを激励しに来られた徐議長の期待と全国の同胞たちの期待に必ず応えられるよう練習に励みます」と決意を述べた。
一方、徐議長は同日午後、京都中高を訪れ、サッカー部員らを激励した。 李宗一校長ら教職員、生徒たちの歓迎を受けた徐議長は、サッカー部の選手らと懇談。 サッカー部の生徒たちが全国選手権初出場を決めたことで、学校創立50周年を輝かせたと指摘。この勝利はサッカー部の監OB会、父母会をはじめとした同胞たちの力で勝ち取った勝利だと述べた。 さらに、生徒たちが達成した快挙は、同胞社会を取り巻く環境がきわめて悪化している中、同胞たちに希望と勇気を与えたとしながら、全国大会で全力を尽くすことを望むと激励した。 主将の金宏鎮君は、「徐議長の激励に力がわいた。まずは、全国大会で1勝を挙げることを目標に、期待に応えられるよう精一杯戦いたい」と決意を新たにしていた。 [朝鮮新報 2003.12.6] |