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全国高校ラグビー大会に初出場する大阪朝高ラグビー部、東大阪市長を表敬訪問

 第83回全国高校ラグビー大会に初出場する大阪朝高ラグビー部(大阪府第1代表)の金信男監督と選手たちが9日、東大阪市役所を訪れ、松見正宣市長を表敬訪問した。

 兪基奉副校長、大阪朝鮮学園の蔡成泰理事長、同校ラグビー部OB会の南秀明会長、父母会の金成大会長が同行した。

 松見市長は朝鮮語で自己紹介。全国大会初出場を祝った後、選手たちと懇談した。

 市長は、「東大阪市に所在する大阪朝高が大阪府代表として全国大会に出られたことを誇りに思う。朝鮮学校が全国大会に出場することは歴史的に大きな事」と述べた。

 席上、金監督がチームの特徴や状態、今後の日程などについて述べた後、選手全員が決意表明をした。

 趙顕徳主将は、「予選を勝ちあがってきた強豪校が集う大会なので、全力で1戦1戦たたかって期待に応えたい」と決意を述べた。

 市長は、「多文化共生が私の市政。朝鮮学校が市内にあり、生徒たちが学んでいることに大きな意義がある。大阪府代表のみならず民族の誇りを持って全国の舞台に立ってほしい。私も応援に駆けつける」と選手たちを激励した。

[朝鮮新報 2003.12.15]