〈インタビュー〉 在日本朝鮮人宮城県サッカー協会趙雄来会長 |
当協会は、社会人チーム「千里馬クラブ」と「ウジョン杯サッカーフェスティバル」の運営を中心に活動している。また、県体育協会とも連携を持ち、体育協会で月1回定期的に開催されている理事会で議決された案件を執行するよう努めている。 「千里馬クラブ」は歴史と伝統のあるクラブであり、79年にはじまった仙台市リーグに当初から参加してきた数少ないクラブである。 93年から始まった「ウジョン杯」は今年で10年目を迎えた。長引く不況により近年は開催に困難をきたしたが、「継続は力なり」をモットーにユース年代のサッカーの強化発展に貢献してきたと自負している。今では「ウジョン杯」は宮城の地域文化、年中行事として定着している。 当協会は引き続き県体協と力を合わせ、サッカーを通じたアイデンティティーの確立、同胞コミュニティーの発展、民族教育の強化に寄与していきたい。 来年は、今年から始まったKYCカップや支部対抗サッカー大会などの大会に積極的に参加していく。また、持続的なサッカー活動を通じて、活力ある同胞社会発展に積極的に貢献していきたい。 [朝鮮新報 2003.12.25] |