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広島初中高代表、県に台風被害支援求める

 広島朝鮮学園の代表4人が21日、広島県環境生活部管理総室私学振興室を訪れ、台風18号による被害報告と今後の対策について話し合い、支援を要請した。

 広島朝鮮学園からは、総聯広島県本部の韓政美教育部長、広島朝鮮初中高級学校の李一烈校長、同校教育会の崔康信副会長、同校オモニ会の金仁淑さんが訪れ、私学振興室からは室長ら3人が応対した。

 話し合いではまず、李校長が校舎の被害状況を具体的な資料を持って説明し、韓教育部長が民族教育の歴史と民族教育に対する同胞たちの熱い気持ちについて述べた。

 金さんは「みんな同じ県に住み、納税義務を果たし、人権を持っている。差別があってはならない」として、台風被害に対する支援を日本の私学と同等の立場で対処するよう訴えた。

 室長は、意見を大切にし、平等な立場で対処していきたいと述べた。

[朝鮮新報 2004.9.25]