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店舗見学会&意見交換会 「すべての面で勉強に」

 初日に行われたグループ別店舗見学会。参加者たちは4グループに分かれ、正泰苑本店(荒川区町屋)と同芝大門店(港区芝大門)、彩伽亭(豊島区池袋)、太樹苑(世田谷区太子堂)の都内焼肉店をそれぞれ訪れた。

店員の説明を聞きながら動作に注目する参加者たち

 彩伽亭に訪れた14人はまず、店内の雰囲気や内装、価格や種類、メニュー表の写真の使い方などを細かくチェック。

 また、自身の経験談、自店の方針などを披露し合いながら、肉や野菜、冷麺、石焼ビビンバなどを注文し、その味付けなどもチェックした。「タレにフルーツ(果汁)は入っているか?」「石焼ビビンバのおいしい食べ方は?」など、参加者たちは興味津々に店員たちに尋ねていた。

 商工会館に戻ってからの意見交換会では、グループ別に学んだ点、不足と感じた点などを話し合った。

 「肉の素材や盛り付けのボリューム感、器の使い方などすべての面で勉強になった」「店員の笑顔がすてき。常に客席に目を配り、何を望んでいるのかを察していた」「間接照明の暖かい雰囲気や親切な接待などから、客がくつろぎながらじっくり食べられるように気を使っているようすが伺えた」「宴会予約の席にメッセージカードを添えてあるのがとても良い」など、肯定的な意見が多数を占めた。

 一方で、「テーブルにタレがあったら」「ロースターの火口がやや小さい」「もっと特徴のある味があってもいいのでは」など、細部にいたるまで念入りに確認し、他店で得たものを自店で工夫しようという参加者たちの熱意とやる気を感じさせる意見もあった。

[朝鮮新報 2004.11.27]