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札幌で「焼肉で日朝親善を語る会」 「来年、運動の成果で迎えよう」

 「焼肉で日朝親善を語る会」が3日、札幌で行われ、朴鐘民総聯北海道本部委員長と権五慶北海道商工会会長をはじめとする同胞、小納谷幸一郎日朝連帯道民会議会長をはじめとする27の日朝友好団体のメンバーら約100人が参加した。

 同胞らは、情勢が厳しい中、いつにもまして多くの日本の人が参加したことに驚きながらも、力と勇気を得たと述べた。

 また、朝鮮を取り巻く情勢は厳しいが、悲観ばかりせずにさらに広範な朝・日友好運動を展開し、国交正常化問題を解決しなければならないと決意を新たにしていた。同時に、祖国解放60年、分断60年を迎える来年を、朝・日親善運動を大きく前進させる成果で迎えようと語った。

 これに先立ち、札幌市民会館では「朝鮮問題懇談会」が行われ、金民秀総聯北海道本部副委員長が「朝鮮を取り巻く情勢と北海道での朝・日親善運動」と題して講演。活発な意見交換がなされた。【北海道支局】

[朝鮮新報 2004.12.20]