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〈総連中央会館の固定資産税問題〉 総連中央、都相手に訴訟

総連中央会館で行われた記者会見では呉亨鎮副議長が都は違法で不当な課税処分を速やかに撤回すべきだと主張した
 総連中央が19日、東京都による総連中央本部会館に対する2003年度固定資産税及び都市計画税賦課処分等の違法性を明らかにし、同処分等の取り消しを求める訴状を東京地方裁判所に提出したことと関連し、同日、総連中央会館で記者会見が行われた。

 会見では総連中央の呉亨鎮副議長が談話を発表し、昨年7月以来、都による固定資産税及び都市計画税賦課処分等を不服とし、減免申請と審査請求を行ったと指摘。しかし、都が異例の速さで差し押さえ処分をとり、合理的な説明もないまま、2月24日に審査請求を棄却したと非難した。

 呉副議長は、総連中央本部会館が約40年間にわたって朝鮮民主主義人民共和国の実質的な在外公館として課税を免除されてきたとしながら、これは都も認めてきた事実だと強調し、都は違法で不当な課税処分を速やかに撤回すべきだと主張した。

[朝鮮新報 2004.5.20]