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朝鮮外務省代弁人、米の「麻薬報告書」非難

 朝鮮外務省スポークスマンは5日、米国が「麻薬問題」をうんぬんしながら朝鮮にいいがかりをつけていることと関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

 米国務省は1日、「麻薬統制報告書」を通じて、われわれが麻薬の密売を「国家政策」としているとのいいがかりをつけた。

 これは米国の対朝鮮孤立圧殺政策の産物であり、朝鮮の尊厳に泥を塗ろうとする愚かな行為にほかならない。

 朝鮮は人間中心のチュチェ思想を指導理念とする国家であり、人々を精神的不具者にする麻薬の使用や取引はもちろん、生産も法的に禁じている。科学研究のための精神刺激性物質の輸入も厳格な国家統制と法秩序によって取り扱われており、国際麻薬統制理事会との相互通報と協力も以前から保障されている。

 米国は、与えられてもいない超国家的「権限」を行使して他国を中傷する前に、米国社会に蔓延している麻薬犯罪の問題から解決すべきだ。

 米国が、他国のイメージを傷つけるために「報告書」を念仏のように唱えれば唱えるほど、自らが抱えている社会的病弊と脆弱性だけがあらわになるだけだろう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.3.6]