〈北南経済協力推進委員会第8回会議〉 7項目の合意文採択 |
北南経済協力推進委員会第8回会議が2日から5日までソウルで行われ、双方は、6.15共同宣言の基本精神にのっとって民族共同繁栄の道を切り開くための経済協力問題について協議し、7項目の合意文を採択した。 合意文によると、開城工業地区開発において、今年上半期内に1万坪規模のモデル工業地区で敷地造成が完了次第、各企業が生産に着手するようにし、第1段階の100万坪開発区域に対するインフラ建設を積極的に推し進め、来年からは敷地造成工事の進行に応じて段階的に企業が進出できるよう協力することにした。同地区への企業入住時期について合意したのは今回が初めて。 また、今年中に1次的に東海線の温井里−猪津間、西海線の開城−汶山間の可能な区間で鉄道の試験運行を行い、東、西海線道路舗装をできるだけ早期に終えることにした。 この他、金剛山観光活性化、直接取引の拡大などのための経済協力協議事務所の開設、運営、臨津江水害防止、経済部門考察団の相互訪問などの問題でも合意した。次回会議は、6月2日から5日まで平壌で行う。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.3.9] |