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米軍がイラクで南の記者逮捕

 南のKBS放送によると、6日、米軍がイラクで同放送の記者3人を抑留する事件が発生した。

 米軍はこれと関連した南朝鮮側の抗議に対し、「イラクの状況を理解すれば過剰対応とは思わない」だの、「第一線の兵士が最大限の礼儀を尽くして対処した」だのとごう慢な態度を取った。

 これについて同放送は、「謝罪はおろか、一体何が過ちだったのかと反問するようなごう慢な姿勢が垣間見られる。自分たちの安全だけが最優先だと考えるごう慢さと無差別的な横暴、米軍がなぜイラクで占領軍と呼ばれているのかを示す端的な事例である」と伝えた。

 一方、民主朝鮮は12日付の論評で、南の記者に手錠をかけあたかも罪人のような扱いをしたのは、国際法にも反する人権侵害行為だと非難した。

 また、南の記者が米軍によって不法に抑留されたのは新たな民族的恥であると述べながら、次のように続けた。

 今回の事件は、決して南朝鮮軍をイラクに追加派兵してはならないという深刻な教訓を残した。南の市民はイラク追加派兵を必ず阻止しなければならない。

 南朝鮮当局は今回の事件を通じ、米国と共助してイラクに追加派兵することが、民族の尊厳を損なう反民族的行為ということが明らかになった以上、市民の要求どおり米国との共助を破棄し、イラク追加派兵措置をただちに撤回しなければならない。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.3.13]