北南経済協力推進委員会第8回会議で採択された合意文 |
1、北と南は、開城工業地区の開発を進ちょくさせて今年の上半期内に1万坪規模のモデル工業地区で敷地造成が完了次第、各企業が生産に着手するようにし、第1段階の100万坪開発区域に対するインフラ建設を積極的に推し進め、来年からは敷地造成工事の進行に応じて段階的に企業が進出できるよう協力する。 これに関連し、開城工業地区法施行規定の制定、公布と工業地区管理機関の構成、運営などの問題を3月中に解決し、企業の製品生産が円滑に行われるよう電力、通信などを商業的方式で適時に供給するよう努力する。 2、北と南は、今年中に1次的に東海線の温井里−猪津間、西海線の開城−汶山間の可能な区間で鉄道の試験運行を行い、東西海線道路舗装をできるだけ早期に終えることにする。 これに関連し、鉄道の開通に必要な範囲内で東、西海線鉄道分界駅舎などの工事のための設計、機資材提供に協力する問題を協議することにする。 3、北と南は、金剛山観光活性化のため金剛山観光地区開発計画を早期に確定し、細部規定など制度的装置をもたらすため積極的に協力することにする。 4、北と南は、開城工業地区に今年の上半期内に直接取引の拡大などのための経済協力協議事務所が工業地区開発事務所と同時に開設されるのにともない協議の手順を踏んでその運営に入り、民間レベルの経済協力活動がさらに活性化するよう積極的に協力することにする。 5、北と南は、臨津江水害防止に関連する合意書を文書交換の方式で採択し、これに従って4月から現地調査に着手することにする。 6、北と南は、南側経済部門考察団の北側訪問と北側経済実務考察団の南側訪問を今後、合意次第、早期に行うことにする。 7、北南経済協力推進委員会第9回会議は、6月2日から5日まで平壌で行うことにする。 鉄道、道路連結分科第4回会議と臨津江水害防止分科第3回会議は3月下旬に開城で開き、清算決済取引実務分科第3回会議は3月中旬に坡州で行う。 [朝鮮新報 2004.3.15] |