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朝鮮人民軍板門店代表部、米、南合同軍事訓練非難

 朝鮮人民軍板門店代表部のスポークスマンは、米国側が9日、3月22日から28日まで南朝鮮で大規模の「フォールイーグル」合同軍事演習と「連合戦時増援演習」を行うという内容の電話通知文を送ってきたことで14日、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。

 スポークスマンは、板門店代表部は電話通知文を通じて米国側が行おうとする合同軍事演習の重大さと危険性を明らかにし、このような軍事訓練計画を直ちに撤回することを強く求めた。

 また、米国は口先では朝米間に提起される核問題を対話の方法で平和的に解決するとしながらも、実際は朝鮮を軍事的に圧殺するための策動をいつよりも露骨化していると指摘。最近はイラク戦争経験と米軍基地の移転、武力の再配置に合わせて立てた「新作戦計画―5026」に従って南朝鮮とその周辺の侵略武力を実戦に動員するための「アイオン・アテフ」合同軍事演習を軍事境界線の付近で行ったし、これに先立つ1月19日には南朝鮮駐屯米軍の家族や民間人を海外へ退避させるための緊急避難訓練まで行ったと強調した。

 そのうえで、こうした事実は米国が武力の増強、移動展開と再配置、その実戦能力向上のための実動訓練過程を経てすでに作成した侵略的な作戦計画を実践で確定し、朝鮮戦争の準備を完全に終えたことを示していると述べ、米国が真に朝鮮半島での緊張緩和と平和を願うなら、停戦協定の序言と第13項D目および第16項を違反しながら強行している武力増強行為と空中偵察行為、敵対的な戦争演習を直ちに取り止めるべきであると強く求めた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.3.16]