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朝鮮外務省代弁人、「米南演習は核問題解決努力に対する挑戦」

 朝鮮外務省スポークスマンは19日、米国が22日から28日まで南朝鮮の全域でフォールイーグル合同軍事演習と連合戦時増援演習を強行しようとしていることに関連して談話を発表し、今回の合同軍事演習は、対話を通じた核問題の平和的解決のために国際社会と関係諸国が傾けている誠意ある努力に対する露骨な挑戦であり、背信であると指摘した。

 そして、米国の高位当局者はこれまで機会あるたびに「核問題の平和的解決」だの、「北朝鮮を攻撃しない」だのと唱えてきたが、米国の真意が朝鮮半島の平和保障ではなくわれわれを軍事的に圧殺し、会談を通じた問題の解決ではなく「会談」の裏で時間を稼ぎ、悪巧みをするところにあることが明白になったと強調。米国が、「対話」節で時間を稼ぎながら軍事的脅威を強めるほど、それに対応するわれわれの核抑止力も正比例して質量的に強化される、米国は自らの行為がもたらす予測し難い結果について熟考すべきである、と警告した。

 一方、同日、祖国平和統一委員会もスポークスマン声明を発表し、朝鮮半島の緊張緩和と平和を願う全朝鮮民族と世界の平和愛好人民の志向と念願に対する挑戦だと糾弾した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.3.23]