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金正日総書記、中国外相一行と会見

 金正日総書記は24日、訪朝中の李肇星中華人民共和国外相一行と会見した。姜錫柱第1外務次官、武東和駐朝中国大使が同席した。

 一行は、白南淳外相の招請により、23日から25日まで滞在。北京での第2回6者会談(2月末)以後、初めての中国高位級政府要人の訪問になる。

 朝鮮中央通信によると席上、李肇星外相は、総書記にあてた中国共産党中央委員会総書記の胡錦濤主席をはじめとする中国の党と国家の指導幹部らのあいさつを伝え、自身が準備したプレゼントを渡した。

 総書記はこれに謝意を表し、胡錦濤主席をはじめとする中国の党と国家の指導幹部らにあいさつを伝え、温かい雰囲気の中で談話を交わした。

 一方同日、金永南最高人民会議常任委員会委員長と姜第1外務次官も一行と会見した。23日には、白南淳外相と李肇星外相との会談が行われた。

 会談で双方は、両国間の友好関係をさらに発展させることと相互の関心事となる一連の問題について意見を交わした。

 会談後に行われた朝鮮政府主催の宴会で白南淳外相は、「李肇星外相一行の訪問は、血によって結ばれた朝中友好関係の発展を新たな段階へと推し進める重要な契機となる」と指摘。また、「朝中友好を絶えず強化、発展させることはわが党と人民の確固たる立場である。これは、両国人民の利益と世界の平和と安全を守ることに合致する」と強調した。

 李肇星外相は、「われわれの任務は、伝統的な友好、協力関係をさらに高い段階へと強化、発展させるところにある」としながら、「中国人民は、朝鮮人民と共に友好、協力関係をいっそう強化、発展させることにより、地域の平和と安定、人類の平和偉業の実現に寄与するだろう」と指摘した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.3.25]