朝鮮外務省代弁人、ヤシン師殺害はイスラエルの「国家テロ」 |
中東地域に平和と安定が宿るためには、イスラエルがパレスチナ人民に対する無差別的な弾圧と殺害行為を直ちに中止し、占領したすべてのアラブの領土から撤退すべきであり、独立国家創設権を含むパレスチナ人民の民族的権利が一日も早く実現されなければならない。 朝鮮外務省スポークスマンは、イスラエルが22日にミサイル攻撃でパレスチナのイスラム抵抗運動(ハマス)の精神的指導者、ヤシン師を殺害したことについて24日、朝鮮中央通信社記者の質問に上記のように答え、次のように指摘した。 「対テロ」の美名のもとに強行されたヤシン師殺害は、久しい前から綿密に計画された国家テロ行為であり何によっても正当化することはできない。 今回の事件は米国のイラク占領と関連したもので、米国の「対テロ」戦がかえってテロの悪循環だけを招いていることを示している。 われわれは、今回のテロ事件によって中東地域の情勢が再び重大な危機に陥ったことに大きな憂慮を表明せざるをえない。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.3.27] |