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「新保守主義はファシズム」、朝鮮中央通信

 朝鮮中央通信は23日、「米国の『新保守主義』はファシズムである」と題する論評を発表した。

 論評は、米国の「新保守主義」が全世界を米国の支配するアメリカ式「自由世界」につくることを主張する極度の反動的な政治思潮であることについて具体的な事実を挙げて暴露した。

 また、「新保守主義」の主張にはアメリカ式生活様式が世界でもっとも「優れている」ので米国は当然、「世界合衆国」の首位に立つべきだという「世界主義」のき弁がそのまま反映されていると指摘した。

 論評は世界が、好戦性と残忍さ、横暴さにおいてヒトラー・ファシストをはるかにしのぐ米国の「新保守主義」者を現代の野蛮として糾弾しているとしながら「新保守主義」が鼓吹する「アメリカ式国際主義」は、世界舞台において米国を日増しに孤立させ、国際関係においてみぞうの変化を引き起こしていると指摘した。

 そしてヒトラー・ファシズムが第2次世界大戦での敗戦と共に滅亡したように、「新保守主義」が「対テロ」戦争の破たんと共に歴史のはきだめに捨てられる日は近づいていると主張した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.3.27]