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〈第9回北南離散家族面会〉 半世紀ぶりの再会に感激

 【高城発=李松鶴記者】第9回北南離散家族の面会が3月29日から4月3日まで金剛山で行われ、家族らは半世紀ぶりの再会を果たした。面会者らは抱擁し合って感激の涙を流していた。

 今回の面会は、昨年11月の第5回北南赤十字会談で面会所建設が合意されてから初めてのもの。

 妹のクオン・キョンスクさん(65=南側)に再会した兄のクオン・ソッキさん(73)は、別れを惜しみながらも、「面会所が建設されればすぐまた会えるだろう」と話していた。

 面会は2回にわたり行われ、3月29日から31日まで南の面会者が北の家族らと、1日から3日まで北の面会者が南の家族らと面会した。しかし、南側の関係者が北の体制を非難する発言をしたため、後半の面会は日程が変更。予定されていた家族らの三日浦散策が中止された。

[朝鮮新報 2004.4.6]