平壌で総連愛国林操業式、許宗萬責任副議長ら参加 |
総連愛国林操業式が13日、現地で行われた。愛国林は市中心部から車で20分、平壌−元山間高速道路沿いにある(平壌市中和郡馬場里)。
総連愛国林は、100余ヘクタールの山地にアカシア、チョウセンマツ、チョウセンカラマツ、ポプラ、果樹などで造成されている。
この造成事業は、在日同胞が祖国の緑化に貢献し、その愛国心を後世に伝える目的で、3年前から始められ、朝鮮創建55周年を迎えた昨年から大衆運動として展開されてきた。2007年までの5年間に42種の計29万本の苗を植える予定で、すでに愛知、長野、福岡、大阪、京都をはじめ各地総連機関、商工人、同胞らが多くの苗を祖国に送った。 操業式には、盧斗哲副総理と関係者、許宗萬総連中央責任副議長を団長とする在日本朝鮮人代表団、朴云承総連中央経済委員会事務局長を団長とする総連愛国林代表団、平壌滞在中の在日同胞が参加した。 張一善国土環境保護相が報告し、総連の活動家と在日同胞が熱い愛国心を抱いて総連愛国林を発議し、木の苗や種、山林の造成と管理に必要な運搬機材と設備を送ってきたことに言及した。 続いて、安秉玉在日本朝鮮民主女性同盟東京都本部副委員長と張俊甲国土環境保護省副局長の演説が行われた。 参加者は愛国林についての解説を聴いたあと、記念植樹を行った。 樹木バイオ研究所も 一方、愛国樹木バイオ研究所の操業式が13日、現地で行われた。 朴喜徳総連中央経済委員会副委員長と夫人の愛国心によって、国土環境保護省の山林科学者と従業員が1万余平方bの敷地にバイオ室、実験室、插木(そうぼく)温室、純化温室、野外順応温室、養苗場を完備した樹木バイオ研究拠点、苗木生産拠点として建設、操業にこぎつけた。 操業式には、盧斗哲副総理と在日本朝鮮人代表団、総連愛国林代表団、在日同胞らが参加。報告と演説が行われた後、参加者は研究所についての解説を聴いた後、施設を見て回った。(平壌支局) [朝鮮新報 2004.4.17] |