龍川駅爆発事故、被害甚大 |
朝鮮中央通信は24日、22日平安北道龍川郡の龍川駅で爆発事故が起きたことと関連し、報道を発表した。
報道は、事故原因について、「窒酸アンモニウム肥料を積載した貨車と油槽車に対する作業をしていた際、不注意により電気線に接触し、爆発事故が発生した」としている。 また、「現在までの調査では、被害はたいへん大きく、調査は続いている」と報じた。さらに、「朝鮮政府は事故被害を早く取り除き、被害地域住民の生活を安定させるため最善を尽くしている」としながら、「われわれは各国政府と国際機構および団体が人道主義支援の用意を示していることを評価する」と指摘した。 広がる国際支援活動 事故と関連し、国際的支援の活動が広がっている。 国際赤十字社連盟(IFRC)によると、事故発生翌日の23日、国連人道支援調整局(OCHA)が中心となって平壌に常駐している国際機構代表らが事故と関連する情報会議を開催し、24日には国際機構関係者が事故現場に派遣された。 国連も事故と関連し、支援意思を朝鮮政府に伝える一方、その準備をすすめている。ヨーロッパ連合(EU)は、事故現場に代表団を派遣し、支援活動に着手する立場を表明した。 また、南の高建大統領権限代行は24日、事故災害対策関係長官会議を開き、支援対策を論議した。この場で高代行は、「(被害者の苦痛は)想像を絶するだろう。北の要請がなくても緊急支援すべきだ」と語った。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.4.24] |