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〈龍川駅爆発事故〉 1億余円の医薬品、食糧など南の支援、南浦港に到着

 朝鮮中央通信によると、平安北道・龍川駅での爆発事故と関連して南側が北側に無償提供する医薬品、毛布、衣類、食料品など、100万ドル(1億900万円)相当の初の救済物資が4月29日、南浦港に到着した。南浦港で、南の赤十字関係者が北の赤十字中央委員会役員に渡した。

 一方、南政府は4月28日、事故と関連し、米と小麦粉各5000トンを緊急支援することを決めた。また、27日開城で行われた災害救護支援のための北南当局間代表接触で北側が求めていたセメント5万トン、ブルドーザーとショベルカー各10台など、13品目の復旧資材、装備を北に送ることを決めた。これと関連し丁世鉉統一部長官は28日、「北は間違いなく必要な物資を要求したと見られる。要求されたものはすべて送るのが良いと判断した」と述べた。

 支援物資は5月初めから発送し、15日までには作業を終える計画だという。支援物資の総額は300億ウォン(28億円)前後になる見込み。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.5.7]