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黄海南道信川で朝鮮戦争当時、虐殺された愛国者の遺骨発掘

 19日発朝鮮中央通信によると、最近、黄海南道信川で朝鮮戦争(1950〜53年)当時、米軍によって虐殺された愛国者たちの遺骨が再び発掘された。

 信川邑の北方の野山で発掘された4体の愛国者の遺骨は、縦2メートル、横90センチ、深さ70センチの穴の中にあった。

 遺骨のなかには、頭蓋骨に銃弾の穴があいたもの、頭蓋骨が砕かれたものなどがある。遺骨の両手首は直径3.5ミリの銅線で縛りつけられており、銅線の両端はペンチで強くしめられていた。遺骨とともに愛国者たちを互いに結んでいた銅線と靴、皮のベルト、薬きょう、ビン、スプーンなども発掘された。

 同通信は、「長い歳月が流れたが、今も愛国者の遺骨に残っている痕跡は、人間殺りくを道楽とするもっとも極悪な殺人鬼、朝鮮人民の不倶戴天の敵である米帝侵略者の罪過をはっきり示している」と報じた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.5.24]