民主朝鮮論評、先制攻撃を狙った「武力再配置」 |
民主朝鮮1日付は論評で、現在、米国が「イラク事態の緊迫さ」をうんぬんして南朝鮮占領米軍の一部を移動させ、南朝鮮にそれ以上の武力を展開しようとしていることと関連し、これは米国がイラク事態を口実に繰り広げた南朝鮮での「武力配置」が、南朝鮮でより近代的な武力装備を展開しようとしていることにほかならないことを実証していると指摘した。 論評は、さらに看過できないのは米国の武力増強策動の強化が南朝鮮に対する自国の変わらぬ永久占領と朝鮮に対する先制攻撃のためであるとし、次のように指摘した。 南朝鮮を侵略的軍事基地として引き続き掌握し、それを拠点としてわが朝鮮への侵略目的を達成しようとするのは米国の変わらぬ対朝鮮戦略である。 米国の策動により、朝鮮の北南間に高まる和解と協力、平和の雰囲気に水が差され、朝鮮半島には新たな戦争の危険が生じている。 現実は、米国の南朝鮮占領政策と朝鮮圧殺策動を放置しておけば朝鮮半島の統一と平和はもちろん、国と民族の安全も守ることができないということを示している。 朝鮮の軍隊と人民は、米国の「武力再配置」の陰険な下心をその都度見抜き、それに対処できる万端の準備を整えている。いかなる侵略者の挑発策動も一撃で粉砕できる強力な軍事的抑止力がある。 もし、米国が朝鮮の軍隊と人民の意志と力を見くびってあえて朝鮮に対する先制攻撃へと進めば、われわれはその機会を絶対に逃さず、米軍をこの領土で一人残らず掃滅して民族の悲願である祖国統一の偉業を必ず成し遂げるだろう。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.6.7] |