ソウルで6.15記念国際討論会 |
6.15北南共同宣言発表4周年記念国際討論会が南朝鮮の延世大学「金大中図書館」の主催により15日、ソウル市内のホテルで行われ、李種革朝鮮アジア太平洋平和委員会(ア太委)副委員長を団長とする北側代表団と朴槿恵ハンナラ党代表ら南朝鮮の各界人士、代表、各国の代表団が参加した。 討論会の開幕に先立って、盧武鉉大統領と金大中前大統領が北側代表団と会って談話を交わし、北側団長は金正日総書記のあいさつを伝えた。 開幕式では祝賀演説が行われ、李種革団長はそのなかで、2000年6月の金正日総書記と金大中大統領(当時)の歴史的な平壌対面は、この地に統一の熱風を引き寄せ、同胞に統一の明るい希望を与えた民族の大慶事であったと述べ、今回の討論会が共同宣言の意義を胸に刻み、その履行に向けた重要な会合としてりっぱな実を結ぶものとの確信を表明した。 盧武鉉大統領と金大中前大統領はそれぞれ祝賀演説と特別演説のなかで、6.15共同宣言によって南北関係にはかつて想像だにできなかった転換的な局面がもたらされたと指摘しながら、共同宣言の精神にのっとって南と北が力を合わせて民族の和解と団結を強化していこうと強調した。 討論会では北と南、各国代表が討論し、共同宣言の正当性とけん引力について言及しながら、共同宣言を重んじ、しっかり実践していくべきだと指摘した。 [朝鮮新報 2004.6.19] |