G77での経済協力強化を、朝鮮外務次官が演説 |
12日、ブラジルのサンパウロで行われた77カ国グループ(G77)創立40周年記念特別閣僚会議で朝鮮代表団団長の崔秀憲外務次官が演説した。 崔次官は、朝鮮政府と人民は今後も発展途上諸国との多方面にわたる経済協力と交流を強化、発展させることにより、自主的かつ平和で繁栄する新しい世界を建設するうえで積極的に貢献していくと述べ、次のように指摘した。 この40年間、G77がその根本使命に合致するよう公正な国際経済秩序の樹立において主導的役割を果たしてきたが、グループの正当な要求は未だ実現していない。 こんにち、国際経済関係において発展途上諸国がいっそう軽視され、結果的に先進国と発展途上諸国間の格差が日増しに広がっている。 G77は、発展途上諸国間の団結と連帯を実現してそれをいっそう強固にすることに優先的な力を注ぐべきであり、集団的自力更生に基づいた南南協力をさらに発展させ、発展途上諸国間の新たな南南経済関係を樹立するため最善を尽くさなければならない。 G77は、発展途上諸国の活動をより積極化するための機構的な措置をさらに強化すべきである。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2004.6.24] |