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「CIA長官辞任は茶番」、労働新聞

 労働新聞17日付は署名入りの記事で、米中央情報局(CIA)長官のテネットが突然辞任したのは大統領選挙を控え対外政策失敗の責任逃れをして低落している人気を上げようとするブッシュ政権の茶番であると指摘した。

 新聞は、米国のイラク侵略はブッシュ政権の共同の合作品であり、ここで主役を演じたのはブッシュであったとし、テネットがもっともらしい偽りの情報資料をつくり上げたのは、秘密戦争でフセイン政権を転覆させるのが不可能な状況のもとで、武力を動員すればいくらでも実現できると考えたからであったと指摘した。

 また、石油独占のため偽りの情報を持ち出してイラクを侵略した米好戦勢力は、わが国にもそのような手法を適用しようとしているとしながら、朝鮮は米国の侵略から国の自主権と安全を守るため軍事的抑止力をあらゆる面から強化していくと強調した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2004.6.24]